文学をこよなく愛する人へ


by bunntami

Book Review 「トケチャウ」

d0053670_1814284.jpg『ウサニ』 野島伸司 幻冬舎 文庫/1470円(税込)
「真実の愛」とはいったいなんだろう?存在するのだろうか?野島伸司の『世紀末の詩』を見て以来、ずっと考えてしまう。野島伸司は、その作品の中で様々な形をとって愛とはなにかということをボクたちになげかけ、そして追求している。ひょんなことから「イチゴの精霊」の入ったうさぎのぬいぐるみ「ウサニ」に思いをよせられる主人公。彼らのやりとりから見えてくる本当の愛のかたちとは…。切なくも、かわいらしい「真実の愛」の物語。『未成年』『世紀末の詩』など数々の名作を生み出してきた野島伸司の書き下ろし小説。現在放送中のドラマ『あいくるしい』の中にもたくさんでてくる著者独特のいいまわしや、野島伸司の愛の世界がたっぷり味わえる。
text by Naobaby
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by bunntami | 2005-06-24 17:04 | 創刊第2号/2005年6月発刊